文部科学省が2月17日、今春卒業予定の高校生の令和4年12月末時点の就職内定状況を公表した。調査対象は国立、公立、私立の高等学校(全日制・定時制)で、就職内定率は前年同月比0.5%減の90.9%だった。

男女別に見ると、男子が91.7%(前年同月比0.8ポイント減)、女子が89.5%(前年同月比0.1ポイント減)。学科別見ると、就職内定率が高い順に「工業」96.2%、「商業」94.0%、「農業」93.5%、「情報」93.1%、「水産」92.9%、「福祉」90.4%、「看護」90.3%、「家庭」89.7%、「総合学科」88.9%、「普通」84.6%だった。

就職内定率は都道府県で開きがあり、就職内定率のトップ3は富山県97.8%、三重県96.6%、佐賀県96.2%だった一方、低い順にみると沖縄県67.9%、神奈川県81.1%、東京都83.8%だった。