厚生労働省が15日、高校新卒者の9月末時点の就職内定率を公表した。前年同期比0.4ポイント増の62.4%となったが、就職内定者数は同6.1%減の約の8万1千人だった。求人倍率は3.29倍と高い水準を維持しているが、求職者数が約 12万9千人と、同6.7%減少している。

都道府県別に就職内定率を見ると、最も高いのが福井県の80.9%で、次いで富山県(78.1%)、三重県(75.1%)となった。

一方、沖縄県は26.9%と全国で最も低い。都道府県で大きな差が出ている。